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こんにちは。Homeカイロプラクティックの小松です。
先日、いらした方でアキレス腱を痛めた方がいらっしゃいました。

アキレス腱での痛みには、
・アキレス腱に直接痛みがある“アキレス腱炎”
・アキレス腱周囲に痛みがある“アキレス腱周囲炎”
・アキレス腱の下にある滑液包に炎症が出る“アキレス腱滑液包炎”

各種メカニズムは少し違いますが、基本的に施術法は同じように対応していきます。

今回の方は、アキレス腱だけに直接痛みが出ていた“アキレス腱炎”でしたので、今日は“アキレス腱炎”について書いていきたいと思います。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉と踵を繋げる大きな腱です。
このアキレス腱が何かしらの原因で炎症を起こした状態を、アキレス腱炎と言います。

アキレス腱炎の原因はスポーツなどによる、オーバーユースによっておこることが原因です。
特に、ジャンプスポーツなどによって疲労が蓄積され、微小な断裂を繰り返し発症させることによって、大きな炎症を引き起こしてしまいます。
この炎症が引く前に、患部に負担をかけていると、患部は瘢痕化し元通りに再生されなくなります。

・歩き初めにアキレス腱にい強い痛みを感じます。歩いていると少しずつ軽減されますが、またすぐに痛みを感じます。
・アキレス腱や周囲に腫れがみられます。
・ふくらはぎ・アキレス腱・踵に押すと痛みを感じます。
・起床時に一歩目に強い痛みを感じます。

炎症が起きている場合は、安静とアイシングが必要です。
アキレス腱炎になっている方は、ふくらはぎの柔軟性や足関節・膝関節の動きの低下がみられます。その為、ストレッチや足関節・膝関節の矯正を行います。
また、骨盤部に歪みが生じるために、歩行時やランニング時に重心のかけ方に不バランスになるため、骨盤部・股関節部の矯正も行います。
また、患部の回復力とサポートを行うために、キネシオテープ療法を行います。

アキレス腱と、足裏にある足底筋膜は一つの組織の層である為、足底筋膜の施術とキネシオテープの施術は同時に行うことで効果を高めていきます。