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おはようございます。

Homeカイロプラクティック平塚整体院の小松です。

さて、今日は先日いらした、足首の捻挫の方のご紹介です。

足首の捻挫には、内反捻挫と外反捻挫があります。

骨格の構造上、ほとんどの場合、内反捻挫です。

さて、この内反捻挫とはどんなものなのでしょうか？

 

捻挫とは、骨と骨をつなぐ靱帯が外力によって損傷をしたこと言います。

その為、足関節の内反捻挫とは、足首が内反（足首が内側に捻った）し、支えている靱帯が損傷をしたことを言います。

内反捻挫は、構造上、歩行中に足をひねったり、ジャンプし着地した際に踏み外したりすることが多く一般的です。

外反捻挫は、スポーツでスライディングを受けた際に、内くるぶし側から外に向かって受けたり、ジャンプの着地時に相手の足の上に乗り、外側に捻った場合に起こることがあります。日常生活上で起こることは比較的少ないです。

 

足首の関節は、

・腓骨

・距骨

・脛骨

3つの骨より成り立っています。

足首の外側には、

・踵腓靭帯

・前距腓靭帯

・後距腓靱帯

足首の内側には、

・三角靱帯

があります。

 

捻挫の度合いは3レベルに分けられます。

Ⅰ：靱帯の損傷は軽度。人体に微細な損傷で、軽い圧痛がある。痛いが歩行はできるレベル。回復は3～4日くらい

Ⅱ：靱帯の損傷は中度。靱帯は部分断裂。圧痛は強く、腫脹（腫れ）があり熱感もある。歩行はビッコを引いてできるが、走ることは不可。回復まで3週間くらい

Ⅲ：靱帯の損傷は重度。靱帯は完全断裂。圧痛、熱感、腫脹、出血班（内出血）は強く出現。歩行は困難で、歩けてもつま先で歩くレベル。回復までは1～2ヵ月位

急性期には、RICE処置が必要です。

Rest：安静（動かさないこと）

Iching：冷却（氷水で冷やすこと）

Compression：圧迫（テーピングや包帯で固定すること）

Elevation:挙上（心臓より足を挙げること）

を行います。

特に、初期段階での固定をしっかり行わないと、予後に関節の動揺性（グラグラ感）が出てしまいます。

グラグラした状態だと、脚を地面に着いた際に、安定感がないので、また足首を捻り捻挫を繰り返してしまいます。

逆に、痛みがなくなった後にも、長くテーピング等をし続けてしまうと、関節が固まりすぎて、可動域が減少してしまいます。

特に、多いのは痛みが無くなったらそのまま治療を辞めてしまう方が多いです。

靱帯は、損傷すると機能は元通りには戻りません。

その代わりをするのは、筋肉です。

痛みが無くなったら、関節の可動域の亢進と筋力強化のリハビリが始まります。

適切な時期に、適切な処置を行わないと、慢性的な捻挫を繰り返してしまいます。

 

すでによく捻挫を繰り返される方は多くいらっしゃいます。

歩行中に、足の裏の接地面は外側（小指側）だけになっていませんか？

小指側だけで、体を支えると不安定で、また足首を内反し捻じってしまいます。

正常な接地面は、

・踵

・親指の下

・小指の下

の3点で支えます。

この3点で支えられないと、土台が崩れ、腰痛や肩こりの症状も引き起こします。

しっかり3点で着地できるように、足関節の矯正、骨盤の矯正を行います。

スポーツで捻挫の予防でテーピングを希望の方も承っております。

お気軽にご相談ください。

 

平塚・茅ヶ崎・大磯で繰り返し、足首の捻挫でお困りな方はHomeカイロプラクティック平塚整体院にご相談ください。

 

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