平塚でマタニティや産後、子育てでお体が不調な方は、Homeカイロプラクティック平塚整体院へ
おはようございます。Homeカイロプラクティック平塚整体院の小松です。
急に寒くなり、体がついていかないですね。
今日もトコちゃんベルトについてです。今回は、妊娠中に起こる症状の説明をしたいと思います。
前々回記事、トコちゃんベルトについて①について
前回記事、トコちゃんベルトについて②
も一緒に見てみて下さい。
さて、早速ですが、この骨盤の違いは分かりますか?
すみません、模型の骨盤が動かないので、
オレンジ線でガイドラインを引きました。
1枚目は斜めにむかっています。 2枚目は真下に向かっています。
どちらが正常かわかりますか?
答えは、1枚目の斜めに向かっているのが正常です。
2枚目の写真を見ながら、読んでください。
①尿漏れ・便秘
骨盤の底が開いてしまっている為、内臓が落ち、膀胱を圧迫し尿漏れに繋がります。
また、骨盤の底にある骨盤底筋群が引き延ばされ、踏ん張る力が弱くなってしまい尿漏れを引き起こします。
②O脚
大腿骨が、中に向かっておらず、下に向かってしまうため、膝が離れくっつかなくなりO脚になります。
また、妊娠中はお腹が大きくなるため、さらに股関節が外旋(つま先が外を向く)してしまい、O脚が強くなります。
③腰痛・骨盤の不安定感
骨盤の底の筋肉が引き延ばされ、踏ん張る力が弱いため、骨盤が不安定になる。
骨盤が不安定になると、腰でバランスを取り、常に緊張をしている為、腰痛になります。
④恥骨部の痛み
骨盤の安定感がなくなるため、恥骨結合部に負荷や上下に歪みが生じ、擦れるため、炎症を起こし痛みになる。
⑤子宮頚管が短くなる
子宮頚管とは、妊娠中は閉じ赤ちゃんが降りてこないようにします。
出産時に開いて、赤ちゃんが通る産道になります。
その為、早い段階で子宮頚管が短くなってしまうと、早産のリスクが高くなります。
この子宮頚管が短くなる原因としては、
①体質的に子宮の筋肉が弱いこと→子宮頚管無力症と言われます。
②細菌感染の影響
③骨盤の緩みによって、内臓が落ちてくると、胎児も下がってきます。
子宮と骨盤底の間で押しつぶされ、子宮頚管も短くなります
短くなるリスクを減らすために、骨盤の緩みをいかに少なくすることが大事ですね。
☆トコちゃんベルトの役割
では、トコちゃんベルトはどんな役割してくれるのでしょうか?
前回お話ししたように、弱くなっている骨盤周りの筋肉を妊娠中に鍛えることは難しいです。
その為、トコちゃんベルトでカバーしてあげることです。
先ほどの、写真をもう一度見てみましょう。
1枚目の写真が正常です。
骨盤の下の部分を支えてあげることが重要です。
では、どこに巻くといいかわかりますか?
トコちゃんベルトをお持ちで装着指導を受けに来られる方のほぼ9割が1枚目の写真の場所で巻いています。
これ、不正解です。
正解は2枚目です。
一枚目の写真の場所で絞めてしまうと、テコの原理によって、下部分が広がってしまいますね。
下部分が開いてしまうと、骨盤が開き、内臓が落ちてきて圧迫してしまします。
2枚目の写真の位置に締めてあげると、底から支えてくれるようになります。
このように、正しい位置と、強さをしっかり理解して使用することが、非常に大事だと思います。
この、トコちゃんベルトですが、
着ける場所・装着時の強さ・着け方に関しては、活字でお伝えすると、意図とは違った解釈をされる可能性が高いので、
あえてこれ以上この場ではご説明しません。
また、トコちゃんベルトだけではなく、恥骨痛や腰痛が強い方用のアンダーベルトもご用意しております。
トコちゃんベルトと、アンダーベルトでダブルで巻いてあげると、骨盤の前側の痛みと、後ろ側に痛みを両方カバーしてあげることが可能になります。
何を選んでいいかわからない方は、ご相談ください。
トコちゃんベルトにご興味を持たれた方、持っているけど着け方や強さがよくわからない方は、
Homeカイロプラクティック平塚整体院で指導・販売を行っています。
トコちゃんベルトの購入、装着指導をご希望の方は、
講習を受講した、正規販売店のHomeカイロプラクティック平塚整体院にお任せください。
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